山田ふぁーむの取り組みを
ご紹介します。
山田ふぁーむについて
なるべく化学肥料・農薬に頼らない
山田ふぁーむのお米は極力化学肥料や農薬を使わずに栽培しています。特にコシヒカリ、あきたこまち、青天の霹靂の特別栽培米の認証を申請している田んぼで育てたお米は化学肥料は一切使いません。使うのは籾殻・米ぬかで作ったぼかし堆肥を中心とした有機肥料です。殺菌剤や殺虫剤は使っていません。化学肥料や農薬に頼り、反収(10アール当たり)10俵以上とれる慣行農法と比べると、収量は4 ~ 5割減です。それが、安全・安心、そして何よりもおいしさを最優先に考える山田ふぁーむの適正値です。
八甲田山系の雪解け水、青森の冷涼な気候の賜物
八甲田山系のミネラルを豊富に含んだ清らかな雪解け水と八甲田山麓の冷涼な気候の中でゆっくりとゆっくりとストレスなく育てています。当地はもともと冷涼な気候なので害虫の発生が少なく、病気にかかりにくいので農薬をほぼ使わなくてもいいのです。
山田家伝承の技あり
代表の山田正樹は当家「山傳」(ヤマデン)の6 代目で、先祖代々から引き継いだ伝統の技もその秘訣。十勝沖地震にも耐えた土蔵の中、そして新たに設置したコメ専用冷蔵庫において、適切な温度のもと保管しています。
知り合い、友人から口コミで
全国に広がった販路
直接販売を少しずつ展開するようになって、知り合い、友人から、またその友人へ口コミで広がり、主力品種のあきたこまちが2009年からは農協に卸すことなく、すべて直接販売で完売できるようになりました。その後、青天の霹靂が登場し、農協や集荷団体へ卸したものを一部買戻して、直接販売をしています。
さつき米の云われは、家内の名前“さつき”です。米の注文時、家内の友達が「さつき米」くださーい!と言うようになり、響きがいいということで定着したので、そのまま使っています。商標登録もして、山田ふぁーむのオリジナルブランド名となりました。
今後のこと
田んぼの区画整理、ほ場整備事業に伴い、規模拡大 効率化を目指し、2023年には24haに広がりました。ここからは状況を見据えながら、これからの展開を考えていきたいと思っています。作業効率性とコストダウンを図るため、数年前より、種を直接田んぼに蒔く直播にトライしています。また最近は密播・密苗という技術やドローンを導入した効率化にも挑戦し、今後の作業の負担軽減を目指しています。